家事分担のコツ
家事の「気づいた方がやる」がうまくいかない!共働き夫婦が揉めないためのアプリを使った公平分担の作り方

家事の「気づいた方がやる」がうまくいかない!共働き夫婦が揉めないためのアプリを使った公平分担の作り方

更新: 2025.10.13

今まで、「家事は気づいた方がやる」というルールで共同生活を続けてきたものの、結局どちらか一方に負担が偏ってしまい、不満が溜まっているという方はさまざまいます。

そのルールは一見自由で公平に見えますが、共働きでお互いに疲れていると、家事に「気づく人」と「気づかない人」の差が大きくなり、結果的に揉める原因になってしまいます。

この記事では、「気づいた方がやる」ルールが失敗してしまう根本的な理由と、そこから卒業して、家事アプリなどを活用しながら公平な分担を実現するための具体的なステップをご紹介します。

家事分担を「気づいた方がやる」にするメリット

細かくルールを決めない「気づいた方がやる」という分担方法には、実はいくつかのメリットがあります。

そのメリットを理解した上で、足りない部分をアプリで補うことが、成功への鍵となります。

① 夫婦間のプレッシャーや義務感から解放される

このルール最大のメリットは、夫婦がお互いに「決められた家事をかならずやらなければならない」というプレッシャーや義務感から解放されることです。

いつまでに誰がやるという厳格なルールがない分、自分のペースやコンディションに合わせて家事に取り組めるため、心のゆとりが生まれます。

このゆとりが、家事分担に関するイライラや喧嘩を防ぐ大切な要素になります。

② お互いの得意な家事に自然と集中できる

家事の分担を厳密にしないことで、自然とお互いの得意な家事に集中しやすくなります。

たとえば、料理が好きな人が献立決めから調理までを担当し、掃除が得意な人が水回りの掃除を率先してやるなど、特性を活かすことができます。

苦手な家事を無理に押し付け合う必要がないため、家事の質も向上し、結果的に家庭内の快適さが保たれます。

③ 忙しい日のコンディションを柔軟に考慮できる

共働き夫婦にとって、日々の疲労度やスケジュールはバラバラになりやすいものです。

「気づいた方がやる」ルールなら、仕事で疲れている日や体調が優れない日には無理せず休むことができ、パートナーが代わりに家事を担うという柔軟な対応が可能です。

お互いのコンディションを尊重し合えるという点で、このルールは特に多忙な共働きカップルに適しているといえます。

家事分担を「気づいた方がやる」にするデメリット

「気づいた方がやる」というルールは、自由である反面、かならず不公平感を生み出しやすいという深刻なデメリットを抱えています。

このデメリットを放置すると、家事分担が原因で二人の関係性が悪化してしまうことがあります。

① 「気づきやすい人」に負担がかならず偏ってしまうから

このルール最大の欠点は、家事の汚れや乱れに敏感な「気づきやすい人」に家事のほとんどが集中してしまうことです。

気づかない人は、家事が放置されていても特にストレスを感じないため、結果的に「気づいた方がやる」という言葉の裏で、一方がすべての責任を負うことになります。

この負担の偏りこそが、多くの夫婦がこのルールで揉める根本的な原因なのです。

② 貢献度が可視化されず不満や不公平感が溜まるから

家事の分担を曖昧にしていると、お互いがどれだけ家事に貢献しているのかが客観的に見えなくなってしまいます。

頑張って家事をやっている側は、「こんなに家事をしているのに、パートナーは全くやっていない」という不満や不公平感を募らせてしまいます。

努力が報われないと感じると、家事分担へのモチベーションが下がるだけでなく、パートナーへの愛情も薄れてしまう可能性があります。

③ 家事の完了基準が曖昧になり揉めやすいから

ルールが曖昧なため、「どこまでやれば家事が終わったことになるのか」という完了基準も曖昧になりがちです。

たとえば、一方は「食器を水につけておけばOK」と考え、もう一方は「洗って片付けるまでが家事」と考えていると、かならず不満が発生します。

この完了基準のズレが原因で、「私がやり直す羽目になった」というイライラに繋がり、細かなことで揉める回数が増えてしまうのです。

家事分担を「気づいた方がやる」にするのが向いているカップル

「気づいた方がやる」という家事分担がうまく機能し、二人の関係を円満に保てる夫婦やカップルには、共通の特徴があります。

無理にこのルールを続ける前に、ご自身やお二人の関係性が当てはまるかチェックしてみてください。

① 献立決めなど家事に強いこだわりがあるカップル

家事分担を決めると、パートナーのやり方が気に入らず、結局自分でやり直してしまうなど、家事に強いこだわりがある人はこのルールに向いています。

こだわりを諦めてもらうよりも、いっそ好きな家事はすべて担当してしまい、パートナーはそれ以外の家事や、お金を稼ぐことに集中する方が揉めないからです。

完璧主義な傾向がある場合は、「気づいた方がやる」という柔軟性があった方が楽になることがあります。

② 厳格なルール決めそのものがストレスになるカップル

家事分担のルールを細かく決めてリスト化したり、その実行状況を毎日チェックしたりすること自体が、大きなストレスやプレッシャーになってしまう人もいます。

家事分担のために揉めるくらいなら、いっそ決めずにゆるく過ごしたいという考え方であれば、この「気づいた方がやる」ルールが適しています。

ただし、家事アプリなどで最低限の貢献度だけは把握しておくことが重要になります。

③ お互いの頑張りに「ありがとう」と感謝を伝え合えるカップル

「気づいた方がやる」ルールが成功する最も大切な要素は、家事をした側が「やってもらって当然」と思わず、お互いの頑張りや配慮に対してかならず感謝を伝え合えることです。

「ありがとう」の言葉は、家事の労力を報いるための最高の報酬となり、不公平感を解消する精神的なバロメーターになります。

この感謝のコミュニケーションが日頃から自然にできている夫婦は、このルールでも揉めることが少ないといえます。

家事分担を「気づいた方がやる」にするのが向いていないカップル

逆に、「気づいた方がやる」というルールでは家事分担がかならず失敗し、揉める原因になってしまう夫婦には、明確な傾向があります。

自分たちが向いていないと感じたら、すぐに新しい家事分担の仕組みに移行することが大切です。

① 家事の放置が原因で揉めてしまうことが多いカップル

家事が放置されていても、お互いに「気づいた方がやる」の責任を押し付け合い、その結果家事がたまったり、環境が悪化して揉めることが多い場合は向いていません。

この場合、家事に対する責任感が曖昧になっているため、放置を防ぐためには、家事ごとに明確な担当者と期限を決めることがかならず必要です。

放置による不満を減らすためには、より厳格な家事分担リストに切り替えることをおすすめします。

② パートナーの家事への意識が低いと感じるカップル

パートナーが家事を「自分の仕事ではない」「手伝うもの」と認識しており、家事への意識や関心が低いと感じる場合は向いていません。

意識が低いままだと、家事の負担はかならず「気づく人」に偏ってしまい、不公平感が爆発して揉めることになります。

まずは、家事は二人で協力して共同生活を維持するための責任であるという意識を共有することから始めるべきです。

③ 家事の仕上がりや頻度に強い基準を求めるカップル

家事の仕上がりのレベルや、家事をする頻度に強いこだわりがあり、パートナーの家事のやり方に不満を感じてしまう人も向いていません。

家事分担を決めずにいると、いつ家事が完了するかも曖昧になり、イライラが募ってしまいます。

この場合、家事の担当を決めて、完璧な仕上がりを求めず「最低限の完了基準」だけを二人で決めてしまう方がストレスを減らせます。

家事分担の「気づいた方がやる」を成功させるコツ

「気づいた方がやる」というルールを成功させる鍵は、「気づきにくい家事」と「貢献度」を客観的に見える化することにあります。

この「見える化」を簡単かつ楽しく実現できるのが、家事アプリ「CAJICO」です。

CAJICOを活用し、家事分担を成功させるための具体的な3つのコツをご紹介します。

① すべての家事をリスト化し「家事一覧表」を作る

「気づいた方がやる」というルールであっても、家事の全貌を把握するためのリスト作りはかならず必要です。

料理や洗濯といった目立つ家事だけでなく、トイレットペーパーの交換や冷蔵庫の残り物チェックといった、目に見えにくい細かな家事もすべて書き出しましょう。

この「家事一覧表」を作ることで、パートナーも家事の多さに気づき、協力的になるきっかけを与えられます。

② 家事の労力に応じてポイントを設定する

リスト化した家事一つひとつに、かかる時間や精神的な労力に応じて点数(ポイント)を設定しましょう。

たとえば、大変な献立決めや水回りの掃除は高ポイント、ゴミ出しなどの簡単な家事は低ポイントのように設定します。

CAJICOを使えば、このポイント設定が簡単に行え、家事の労力が客観的な数値として可視化されるため、家事の公平感に関する揉める原因を排除できます。

③ 溜まったポイントを「ご褒美」と交換する仕組みを作る

家事分担を長続きさせるには、家事をゲームのように楽しめる「ご褒美」の仕組みを導入することが大切です。

CAJICOで貯まったポイントを、「一日の自由時間」や「外食のおごり」といったお互いが嬉しくなるご褒美と交換するルールを決めましょう。

これにより、家事分担が「義務」から「ご褒美のための楽しい活動」に変わり、共働きの忙しい毎日でも家事分担へのモチベーションを高く維持できます。

まとめ

家事の「気づいた方がやる」というルールは、一見柔軟でストレスが少なそうに見えますが、実際には「気づく人」に負担が集中し、不公平感から揉める最大の原因になってしまいがちです。

このルールを成功させる鍵は、感情論ではなく、家事の貢献度を客観的な数値で見える化する仕組みを導入することにあります。

家事アプリ「CAJICO」を活用すれば、全ての家事にポイントを設定し、誰がどれだけ頑張っているかをデータで確認できるため、共働き夫婦でも公平な分担を実現できます。

家事分担の失敗で揉めることに疲れてしまった方は、CAJICOを使って、家事を「やらされている」感覚から「楽しんで協力する」仕組みに切り替えてみませんか。

家事のストレスから解放され、お互いを尊重し合える幸せな共同生活をかならず実現してくださいね。

関連コラム

CAJICO

カジコで家事にやりがいを

CAJICOで家事分担を見える化して、家族みんなが笑顔になる暮らしを始めませんか?

ダウンロードはこちら

App StoreでダウンロードGoogle Playで手に入れよう